子曰く、五十にして天命を知る

 (孔子の論語より(1)) 

私の場合、この齢(ヨワイ)を前にして振り返れば、単に興味のおもむくままあれこれと手を出し、未だ惑うことだらけ、この先、聴こえることに翻弄されず、周りに迷惑をかけずに自分のやりたいことをやる、という自分を思い描くことは到底難しい。故に、ここから先は想像&創造力(ImaginaCreative)で乗り切って人間であることを素直に楽しみます。 

織田信長の辞世の句は、幸若舞の敦盛(2)。この頃は五十歳が寿命とされていたようですが、彼とは違い、まだ辞世の時ではなさそうですので、この日は私流のやり方で、この通過地点を詠み語りたいと思います。 

そこで参加される方にお願いです。必ず何か一つこの「人間っていいね」をテーマにした何かを想像して創ってください絵、音楽、踊り、語り、つぶやき、料理、お菓子、野菜等々、何でも構いませんので、このためだけにあなたが想像した何かをギフトとしてご持参ください。何にも思いつかないわー、という方のためには、バースディカードを創る、なんてのもいいですねぇ。その創っている瞬間を存分に楽しんでください。

 1:十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る。六十にして耳順(したご)う。七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)を踰()えず。」
2:「人間五十年 下天のうちに比ぶれば 夢幻のごとくなり 一たび生を得て 滅せぬもののあるべきか。」